
「紫微斗数(しびとすう)」という中国の古い占いをご存じの日本人の方は、そう多くないと思います。
台湾や香港では大変有名な占いで、インド占星術を起源に持つ「星を使った」占いです。
よく西洋占星術でやぎ座やおうし座といった星座占いがありますが、これは「西洋占星術」といって、こちらも「インド占星術」を起源に持つ占いです。
「西洋占星術」と「紫微斗数(しびとすう)」は同じインド占星術を起源に持つ占いですが、それぞれの土地で独自に発展していきました。
「紫微斗数(しびとすう)」はその発展の過程で「仏教」と「道教」の色を強め、より中国の土地に暮らす人々にマッチした占術となりました。
なぜ「門外不出」の秘術といわれるのか?
明や清の時代、「紫微斗数(しびとすう)」はその的中率の高さから、朝廷で皇帝が国運や国の重要政策、そして官吏の人選を決定するために用いられていました。
そのため、長く一般には公開されていない秘術として、ごく一部の国の中枢に関わる人々のみが知ることができるものでした。
清朝が衰退し、1912年に中華民国が成立して初めて、宮中の職員によって「紫微斗数(しびとすう)」の技術が持ち出され、一般に伝えられました。
中華民国38年(1949年)共産党との内戦により、中華民国は台湾に追い込まれる事になりますが、これにより「紫微斗数(しびとすう)」の技術も台湾や香港に持ち込まれて、発展を続け今日に至ります。
ここ数十年の台湾・香港の紫微斗数の流派には、北派、南派、張掖派、銭点前派、三合派など様々な流派があり、日本では主に三合派(星曜派)と北派(欽天派/飛星派)の紫微斗数が伝わっています。
「紫微斗数(しびとすう)」は精度の高い“人生の天気予報”
「紫微斗数(しびとすう)」は古代から現代に至るまで、無数の経験と膨大なデータベースを蓄積して、時代の変化によっても古びることなく、広く活用されるようになりました。
「気象予報」も膨大な過去の観測データを元に今後の天気を詳細に予測していきますが、「紫微斗数(しびとすう)」の命盤(ホロスコープ)解析もこの作業と似ています。
いつ、どこで雨が降るのか?
海が荒れやすいのはいつか?
晴天や天候に恵まれるのはいつか?
そういった事を事前に知る事で、事前に対策をとり、大きな災難となりそうなものはできるだけ被害を少なくし、大きな収穫となりそうなものは、より実りが大きくなるような事前準備も可能です。
運命はいくらでも変えられる
よくいただく質問に
「自分の運勢を知っても運命は変えられないんじゃない?」というものがあります。
この質問には声を大にして「運命は変える事ができる」と断言することができます。
変える事ができないのは、自分の魂に宿った課題(カルマ)です。
例えば、病気をしやすく、無理が効かない体を持った人がいたとします。
これは「魂に宿った課題(カルマ)」ですので、変える事ができません。
しかし、「無理が効かない体」を嘆いて「健康体」の人を羨む一生を送るのか?「無理が効かない体」だからこそできる事、わかった事を自分の人生や自分の周りの人の人生が豊かになるように使うのか?では大きく人生が変わって来る事はどなたでも簡単に想像ができる事ではないでしょうか?
人はみなそれぞれ平等に課題(カルマ)を持ってこの世に生まれています。大切なことは自分の課題を理解し、その課題に真摯に取り組む事だと思います。
課題に真摯に取り組む事で、本来の自分の流れにきちんと乗る事ができるので、人生が開けて行き、人生の迷いや葛藤が減っていきます。
「紫微斗数(しびとすう)」は人生の課題を知る事ができるツールの一つです。
ぜひあなたも自分の「魂に宿った課題(カルマ)」を知って、迷いや葛藤を手放していってください。




